現地時間11日、米・アーリントンパーク競馬場で行われたビヴァリーDS(3歳上牝、米G1・芝9.5f)は、R.
ダグラス騎手騎乗の5番人気
ロイヤルハイネス Royal Highness(牝5、米・C.クレメント厩舎)が後方2番手から徐々に進出すると、先に先頭に立った
イリデセンス Irridescenceとの叩き合いをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは1分56秒68(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には日本馬3頭が出走したキャッシュコールマイル(米G2)の勝ち馬
レディオブヴェニス Lady of
Veniceが入った。1番人気のシ
トロネード Citronnadeは4着。
勝った
ロイヤルハイネスは、
父Monsun、
母Reem Dubai(
その父Nashwan)という血統の独国産馬。半姉に
ロイヤルドバイ
Royal Dubai(ヴィンターケーニギン賞-独G3)、従兄にエレクトロキューショニスト
Electrocutionist(ドバイワールドC-首G1)がいる。
05年にフランスでデビュー。マルレ賞(仏G2・芝2400m)を制したほか、ヴェルメイユ賞(仏G1)とガネー賞(仏G1)でともに2着に入るなど、G1戦線で活躍を見せた。昨年秋に現厩舎に移籍。移籍後は今年2月のザベリワンH(米G3・芝11f)を制しており、今回の勝利がG1初制覇となった。通算成績14戦4勝(重賞3勝)。