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新潟ジャンプS、ミヤビペルセウスが快勝

  • 2007年09月01日(土) 14時35分
 1日、新潟競馬場で行われた新潟ジャンプS(3歳上、JGIII・芝3250m)は、穂苅寿彦騎手騎乗の1番人気ミヤビペルセウス(牡7、美浦・戸田博文厩舎)が終始好位で安定した飛越を披露。抜群の手応えで4コーナーへ進むと、直線で力強く伸びて7番人気ノボライトニングに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは3分32秒4(良)。さらにアタマ差の3着には3番人気デンコウグリーンが入った。

 勝ったミヤビペルセウスは、父バブルガムフェロー、母は87年中山牝馬S(GIII)3着などJRA5勝を挙げたスリードーター(その父サンプリンス)という血統。叔父に87年天皇賞・秋などGI・3勝のニッポーテイオー、叔母に87年エリザベス女王杯(GI)を勝ったタレンティドガールがいる。

 02年9月にデビューし、9戦目に初勝利。その後3勝を挙げ、06年に障害入り。転向2戦目に障害初勝利を挙げた。その後は大敗が続いていたが、前々走の障害OPで勝利を挙げると、前走の障害OPも圧勝。3度目の重賞挑戦で初タイトルを獲得した。通算成績47戦8勝(うち障害10戦4勝、重賞1勝)。

 鞍上の穂苅寿彦騎手は昨年のストームセイコーに続くこのレース連覇で、JRA重賞はそれ以来の通算2勝目。管理する戸田博文調教師はゴールドアグリで制した昨年の新潟2歳S(GIII)以来のJRA重賞制覇で通算4勝目となった。

 また、この勝利がバブルガムフェロー産駒JRA重賞初勝利。交流重賞ではマイネルボウノット(佐賀記念-交流GIII)、アッパレアッパレ(名古屋グランプリ-交流GII)などが活躍している。

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