8日、
帯広競馬場で行われたクインC(ばんえい4歳牝、ダート200m、1着賞金85万円)は、
藤本匠騎手騎乗の10頭立て最低人気(単勝34.9倍)ヒメカワキタ(牝4、ばんえい・皆川公二厩舎)が、先に抜け出した3番人気
センコウラブリイに1.8秒差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒2。1番人気に推された
エメラルドはさらに4.3秒差離された3着に終わっている。
勝ったヒメカワキタは、父
タカラキング、母が富栄(その父
アイアンサンダー)という血統。05年4月にデビュー勝ちを収めると、その後もコンスタントに勝利を挙げていた。重賞では06年黒ユリ賞(帯広)6着、06年ばんえい
オークス(帯広)4着と勝ちきれず、3度目の挑戦で初制覇を果たした。通算成績62戦13勝(重賞1勝)。