第1回
ジャパンCダートを制した
ウイングアロー(牡12)のシンジケートが解散。今後は青森県の東北牧場に移動することが決まった。
ウイングアローは
父アサティス、母が
JRA3勝の
サンヨウアロー(
その父ミスターシービー)という血統。98年1月に栗東・工藤嘉見厩舎からデビュー。3歳時には交流重賞を含むダート重賞4連勝で同年の
JRA賞最優秀ダートホースを受賞した。4歳時は5戦して2着2回3着3回と勝ちきれなかったが、5歳になって第1回
ジャパンCダート(GI)に優勝したほか、
フェブラリーS(GI)、
ブリーダーズゴールドC(交流GII)など主要なダート
グレード競走に勝って再び
最優秀ダートホースに選出された。通算成績31戦11勝(うち地方14戦6勝、重賞8勝)。
02年に静内スタリオン
ステーションで種牡馬となり、初年度産駒から岩手の最強牝馬
サイレントエクセル(牝4、岩手・千葉博厩舎)を送り出していたが、シンジケートは解散を決めた。