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サニーブライアンが種牡馬を引退

  • 2007年10月29日(月) 19時15分
 97年に皐月賞日本ダービーの2冠を制したサニーブライアン(牡13)が種牡馬生活を引退。北海道浦河郡浦河町の優駿ビレッジAERUで余生を過ごすことになった。

 サニーブライアンは、父ブライアンズタイム、母がJRA4勝のサニースイフト(その父スイフトスワロー)という血統。96年10月に美浦・中尾銑治厩舎からデビューし、2歳時は4戦1勝。年明けのジュニアC(OP)で2勝目を挙げてクラシックレースへの出走権利を取ると、弥生賞(GII)3着、若葉S(OP)4着と大崩れのないレースを続け、11番人気で出走した皐月賞(GI)では大外枠から積極的なレース運びをして、3コーナー手前から先頭に立ってそのまま逃げ切った。続く日本ダービー(GI)は6番人気の評価だったが、ゲートからハナを奪い、シルクジャスティスメジロブライトの追撃を抑えて再び逃げ切った。

 98年から種牡馬となり、01年にはNARファーストシーズンチャンピオンサイアーになったほか、JRA重賞ウイナーはカゼニフカレテ(03年愛知杯-GIII)、グランリーオ(05年中日新聞杯-GIII)の2頭を出したが、近年では種付け希望が減少していた。

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