今年の米国クラシック戦線を沸かせた
ストリートセンス
Street Sense(牡3)、ハードスパン
Hard Spun(牡3)が現役を引退し、当初の予定通りダーレーグループが所有する米・ケンタッキー州レキシントンの
ジョナベルファームで種牡馬入りすることがわかった。
ストリートセンスは、
父Street Cry、
母Bedazzle(
その父Dixieland Band)という血統の米国産馬。昨年はBCジュヴェ
ナイル(米G1)を10馬身差で圧勝し、エクリプス賞2歳牡馬チャンピオンを受賞。今年の
ケンタッキーダービー(米G1)も制し、
プリークネスS(米G1)は2着に敗れたが、
ジムダンディS(米G2)、ト
ラヴァーズS(米G1)を制覇。
BCクラシック(米G1)は4着に敗れていた。通算成績13戦6勝(重賞5勝)。種付料は7万5000ドル(約860万円)の予定。
ハードスパンは、
父Danzig、
母Turkish Tryst(
その父Turkoman)という血統の米国産馬。昨年10月のデビューから4連勝でルコントS(米G3)を制覇。その後は
ケンタッキーダービー(米G1)2着、
プリークネスS(米G1)3着、
ベルモントS(米G1)4着などクラシック戦線で善戦し、キングスビショップS(米G1)でG1初制覇。ケンタッキーCクラシックS(米G2)で
ストリートセンスを破って迎えた
BCクラシックでは逃げ粘り、
カーリン Curlinの2着に入っていた。通算成績13戦7勝(重賞4勝)。 種付料は5万ドル(約573万円)の予定。
なお、ディ
スクリートキャットも所有するダーレーグループは08年繋養種牡馬の種付料を発表。
ストリートセンスの
父Street Cryは5万ドルから10万ドル(約1147万円)に倍増している。