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JBCクラシック、ヴァーミリアンが4馬身差圧勝

  • 2007年10月31日(水) 20時10分
 31日、大井競馬場で行われたJBCクラシック(3歳上、交流GI・ダート2000m、1着賞金1億円)は、武豊騎手騎乗の2番人気ヴァーミリアン(牡5、栗東・石坂正厩舎)が中団追走から、直線で内を突き鮮やかに抜け出すと、3番人気フリオーソに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分04秒8(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に4番人気サンライズバッカスが入り、1番人気ブルーコンコルドは4着に敗れた。

 勝ったヴァーミリアンは、父エルコンドルパサー、母がJRA1勝のスカーレットレディ(その父サンデーサイレンス)という血統。半兄に05年東海S(GII)など重賞3勝のサカラート(牡7、栗東・石坂正厩舎、父アフリート)がいる。

 04年ラジオたんぱ杯2歳S(GIII)で重賞初制覇。05年秋からダートに転向し、同年の浦和記念(交流GII)、06年ダイオライト記念(交流GII)、06年名古屋グランプリ(交流GII)と順調に重賞勝ちを重ね、今年1月の川崎記念(交流GI)でアジュディミツオーに6馬身差をつけGI初制覇。続くドバイワールドC(首G1)で4着して以来、今回は約7か月ぶりの出走だった。通算成績19戦8勝(うち地方5戦5勝、海外1戦0勝、重賞6勝)。

 鞍上の武豊騎手タイムパラドックスで制した05年(名古屋)以来となるこのレース2勝目。管理する石坂正調教師はヴァーミリアンで制した川崎記念以来の交流GI制覇。このレースは01年の開設以来、7年連続でJRA所属馬の勝利となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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