ビゼンニシキなどの名馬を管理した成宮明光元調教師が、10日(土)に亡くなっていたことがわかった。享年72歳。

　成宮明光(なるみや あきみつ)氏は1935年生まれ、神奈川県出身。厩務員、調教助手、獣医などを経て64年に28歳の最年少で調教師免許を取得。71年のオークス馬カネヒムロ、シンボリルドルフのライバルとして84年NHK杯(GII)など重賞3勝を挙げたビゼンニシキなど、多くの名馬を管理した。通算成績はJRA8664戦733勝(うち障害277戦31勝、重賞26勝)、地方39戦3勝。昨年2月に、定年のため調教師を引退していた。