15日、
名古屋競馬場で行われた9R・愛知県畜産特別(A2、ダート1600m)で
イブキオトヒメ(牝6、愛知・
角田輝也厩舎)が優勝。同馬に騎乗していた
安部幸夫騎手(39、愛知・安部弘一厩舎)は地方通算2000勝を達成した。
地方競馬では史上69人目、現役では31人目の記録で、名古屋競馬では坂本敏美元騎手(88年引退)、吉田稔騎手に続く史上3人目の快挙。
安部幸夫(あべ ゆきお)騎手は68年6月20日生まれ、愛知県名古屋市出身。87年にデビューし、これまでに00年サラブ
レッドチャレンジC(交流GIII、
ブラウンシャトレー)、07年
サマーチャンピオン(交流GIII、
キングスゾーン)、90年、91年
名古屋大賞典(名古屋、
ハヤブサモン)など数々の重賞を制覇。
JRAでも05年
愛知杯(GIII、
マイネソーサリス)、06年
マーメイドS(GIII、
ソリッドプラチナム)の重賞2勝を挙げている。15日終了現在の通算成績は地方13429戦2000勝、
JRA570戦14勝。
これにより安部騎手は、
園田競馬場で行われる全国騎手招待競走『ゴールデンジョッキーカップ』の出場資格を獲得。なお、16日(金)の5レース終了後(13:05頃)に、「
安部幸夫騎手通算2000勝達成記念セレモニー」が開催される。
【コメント】
「とりあえず、2000勝という大きな区切りを達成できてホッとしています。ここまで支えてくださった、馬主さん、調教師さん、厩務員さんを始めファンの方々に感謝しています。来年は40歳という節目になりますが、これからも、健康と怪我に気をつけて長く、頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願いします」