30日、大井競馬場で行われたアフター5スター賞(3歳上、南関東G3・ダート1200m、1着賞金1500万円)は、石崎駿騎手騎乗の2番人気ベルモントサンダー(牡6、船橋・出川克己厩舎)が、好位追走から直線半ばで抜け出し、中団から追い上げた1番人気フジノウェーブに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒4(良)。さらに1馬身差の3着には11番人気ベルモントストームが入った。

　勝ったベルモントサンダーは、父アフリート、母はJRA1勝のミスダンジグ(その父Danzig)という血統。03年7月に美浦・小西一男厩舎からデビュー。JRAで4勝を挙げた後に現厩舎に移籍した。移籍後は初戦のシーサイドC(A3、大井・ダート1200m)を快勝し、続く東京盃(交流GII)でも3着に好走。前走はJBCスプリント(交流GI)で7着だった。通算成績28戦6勝(うちJRA24戦4勝、重賞1勝)。

　なお、このレースは当初9月5日(水)に実施される予定だったが、馬インフルエンザの影響により開催時期が繰り下げられていた。