2日、阪神競馬場で行われた
阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝、GI・芝1600m)は、
池添謙一騎手騎乗の3番人気
トールポピー(牝2、栗東・角居勝彦厩舎)が、中団追走から徐々に進出すると、直線に向いて外めから追い込み、同じく大外から伸びた8番人気
レーヴダムールにクビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分33秒8(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気
エイムアットビップが入り、1番人気の
オディールは好位から早めの競馬を見せたものの4着に敗れた。
勝った
トールポピーは、
父ジャングルポケット、母が98年阪神牝馬特別(GII)2着の
アドマイヤサンデー(
その父サンデーサイレンス)という血統。全兄に06年東京スポーツ杯2歳S(GIII)、06年ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)、07年
共同通信杯(GIII)を勝った
フサイチホウオー(牡3、栗東・松田国英厩舎)がいる。
7月8日のデビュー戦(阪神・芝1800m)は出遅れて2着に敗れ、2戦目となった10月20日の未勝利戦(京都・芝2000m)で初勝利。続く前走の
黄菊賞(500万下、京都・芝1800m)は
ヤマニンキングリーからクビ差の2着に惜敗しており、今回は賞金400万円の馬による抽選(12頭中6頭)をくぐり抜けての出走だった。通算成績4戦2勝(重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。