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鳴尾記念、ハイアーゲームが3年7か月ぶり重賞V

  • 2007年12月08日(土) 15時45分
 8日、阪神競馬場で行われた鳴尾記念(3歳上、GIII・芝1800m)は、藤岡佑介騎手騎乗の8番人気ハイアーゲーム(牡6、美浦・大久保洋吉厩舎)が、好位から直線で馬群を割って伸びると、先に抜け出していた3番人気エイシンデピュティをハナ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分47秒5(良)。さらにクビ差の3着は5番人気アドマイヤフジと4番人気アドマイヤオーラが同着となった。1番人気のドリームジャーニーは8着。

 勝ったハイアーゲームは、父サンデーサイレンス、母がランカシャーオークス(英G3)などを勝ったファンジカ(その父Law Society)という血統。半兄に同厩でJRA現5勝のファイトクラブ(牡7、父Halling)がいる。03年10月のデビュー戦を勝利で飾ると、その後も安定した走りを続け、04年青葉賞(GII)で重賞初制覇。続く日本ダービー(GI)でもキングカメハメハの3着に入った。昨年4月のメトロポリタンS(OP)を勝った後、右前浅屈腱炎を発症。約1年5か月の休養を挟み、今回が叩き3戦目だった。通算成績22戦5勝(重賞2勝)。

 鞍上の藤岡佑介騎手スーパーホーネットで制したスワンS(GII)に続く今年のJRA重賞5勝目で、通算8勝目。管理する大久保洋吉調教師はユメノシルシで制した新潟記念(GIII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では37勝目となった。

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