8日、阪神11R・
鳴尾記念(GIII、芝1800m)に
M.デムーロ騎手騎乗で出走した
サクラセンチュリー(牡7、栗東・
友道康夫厩舎)は、競走中に疾病を発症し、最後の直線走路で競走を中止。診察の結果、左前繋靱帯断裂で予後不良と診断された。
サクラセンチュリーは、
父サクラローレル、母が
JRA2勝の
サクラヒラメキ(
その父ノーザンテースト)。叔父に
サクラエイコウオー(
弥生賞-GII、
七夕賞-GIII)がいる血統。02年9月に栗東・
佐々木晶三厩舎からデビューし、4戦目で初勝利。03年12月の
オリオンS(1600万下)を勝ってオープン入りし、04年
鳴尾記念で重賞初制覇を飾った。その後も05年
日経新春杯(GII)、05年
アルゼンチン共和国杯(GII)を制覇。昨年の
京都記念(GII)2着後は脚部不安のため休養しており、今回が約1年9か月ぶりの実戦だった。通算成績24戦7勝(重賞3勝)。