85年の
札幌記念(GIII・ダート2000m)や87年のフェブラリーH(GIII・ダート1600m)に勝った
リキサンパワー(セン26)が9日、繋養先の山梨・谷口牧場で加齢性の全身衰弱により死亡したことがわかった。
同馬は、
父オーバーサーブ、
母イスズアロー(
その父アローエクスプレス)という血統。83年に函館でデビューし、
共同通信杯4歳Sで
ビゼンニシキの2着するなどクラシック戦線をにぎわせた。その後、ダート路線を歩むと頭角を現し、
札幌記念、
フェブラリーSを勝ったほか
帝王賞2着など活躍した。引退後は門別(現・日高町)の白井牧場で種牡馬となったが産駒に恵まれず、96年に2頭の繁殖牝馬に配合したのを最後に種牡馬生活を引退していた。