スマートフォン版へ

東京大賞典、圧倒的人気のヴァーミリアンが完勝

  • 2007年12月29日(土) 16時30分
 29日、大井競馬場で行われた東京大賞典(3歳上、交流GI・ダート2000m、1着賞金8000万円)は、圧倒的1番人気(単勝1.3倍)に推された武豊騎手騎乗のヴァーミリアン(牡5、栗東・石坂正厩舎)が、道中は好位の外を追走。直線に向いて2番人気フリオーソを交わすとリードを広げ、同馬に4馬身差をつけ完勝した。勝ちタイムは2分03秒2(不良)。さらに5馬身差の3着には4番人気メイショウトウコンが入った。

 勝ったヴァーミリアンは、父エルコンドルパサー、母がJRA1勝のスカーレットレディ(その父サンデーサイレンス)という血統。半兄に05年東海S(GII)など重賞3勝のサカラート(牡7、栗東・石坂正厩舎、父アフリート)がいる。

 04年ラジオたんぱ杯2歳S(GIII)を制すなど、3歳秋までは芝の重賞戦線で活躍。ダート転向後は05年浦和記念(交流GII)、06年ダイオライト記念(交流GII)、06年名古屋グランプリ(交流GII)と交流重賞で勝ち星を重ね、今年1月の川崎記念(交流GI)を6馬身差で圧勝してGI初制覇を飾った。秋はドバイワールドC(首G1)4着以来、7か月ぶりの実戦となったJBCクラシック(交流GI、大井)を快勝。続くジャパンCダート(GI)をレコードで制してここに臨んでいた。通算成績21戦10勝(うち地方6戦6勝、海外1戦0勝、重賞8勝)。

 鞍上の武豊騎手は02年ゴールドアリュール、03年スターキングマンに続くこのレース3勝目。管理する石坂正調教師はこのレース初勝利。JRA所属馬は交流GIになった97年以降7勝目となった。また、JBCクラシックジャパンCダート東京大賞典の3連勝は史上初の快挙となる。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す