9日、
船橋競馬場で行われた
船橋記念(4歳上、南関東G3・ダート1000m、1着賞金1200万円)は、
戸崎圭太騎手騎乗の4番人気
ディープサマー(牡6、船橋・川島正行厩舎)が、中団追走から直線外を伸びると、2番人気
プライドキムに1.1/2馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは59秒0(良)。さらに3/4馬身差の3着に6番人気
ベルモントギルダーが入った。1番人気
ジルディーディーは9着に敗れ、5番人気
スクワートルメローは競走を中止している。
勝った
ディープサマーは、
父タイキシャトル、
母チカリー(
その父Sadler's Wells)という血統。04年7月に栗東・山内研二厩舎からデビュー。初戦(函館・芝1200m)を2着に1.9秒をつける大差勝ちで飾ると、続く
函館2歳S(GIII)で2着しオープン入り。翌年の
クリスタルC(GIII)で重賞初制覇を果たした。その後は勝利することができず、昨年の
かしわ記念(交流GI)から現厩舎に移籍。同レースでは7番人気ながら3着に好走していた。前走の総の国オープンは4着に敗れており、今回が移籍後5戦目にして初勝利。
クリスタルC以来、約2年10か月ぶりの勝利となった。通算成績28戦3勝(うち
JRA23戦2勝、重賞2勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。