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シーキングザダイヤが引退、種牡馬入り

  • 2008年01月15日(火) 10時00分
 JRAは15日、ダートGI戦線でバイプレイヤーとして活躍したシーキングザダイヤ(牡7、栗東・森秀行厩舎)が、16日付でJRA競走馬登録を抹消すると発表した。今後は北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となる予定。

 シーキングザダイヤは、父Storm Cat、母は97年NHKマイルC(GI)、98年モーリスドゲスト賞(仏G1)などを制したシーキングザパール(その父Seeking the Gold)という血統の米国産馬。

 03年12月のデビュー戦は5着に敗れたが、2戦目で勝ち上がると、クロッカスS(OP)、アーリントンC(GIII)、ニュージーランドT(GII)と4連勝を飾った。母仔制覇のかかったNHKマイルCは7着に敗れ、夏はジュライC(英G1)やモーリスドゲスト賞に遠征して12着、15着と惨敗したが、同年秋から主戦場をダートに移し、04年兵庫ゴールドT(交流GIII)でダート初勝利を挙げると、その後も06年日本テレビ盃(交流GII)、07年浦和記念(交流GII)を制すなど活躍。しかしGIでは05年ジャパンCダート(GI)でカネヒキリからハナ差の2着に入ったのをはじめ、9度の2着があるものの勝利には届かず、昨年の東京大賞典(交流GI)6着が最後のレースとなった。通算成績30戦7勝(うち地方16戦3勝、海外3戦0勝、重賞5勝)。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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