歩様の違和感から、骨折の疑いがもたれていた
ヴェルザンディ(牝3、栗東・池江泰郎厩舎)が23日の再検査の結果、左後飛節を骨折していることがわかった。全治は6か月と診断されている。
同馬は19日のレース後、20日の朝になって歩様に違和感があったことからレントゲン検査が実施され、左後脚の飛節にうっすらと骨折線らしきものがあることが判明。当初は24日に再検査が行われる予定だったが、予定が変更され23日に行われた。今後は25日に宮城県の山元トレセンへ放牧され、その後北海道安平町のノーザンファーム早来に移動する予定。
ヴェルザンディは、
父アグネスタキオン、
母ウインドインハーヘア(
その父Alzao)。半兄に05年クラシック3冠、06年
天皇賞・春(GI)、06年
宝塚記念(GI)、06年
ジャパンC(GI)、06年
有馬記念(GI)を制した
ディープインパクト(
父サンデーサイレンス)がいる血統。
昨年12月8日のデビュー戦(阪神・芝1600m)は3着に敗れたが、2戦目(阪神・芝1600m)で初勝利。19日の3歳500万下(芝1600m)では鋭い末脚を発揮して快勝していた。通算成績3戦2勝。