26日、京都競馬場で行われた
若駒S(3歳OP、芝2000m)は、好位から伸びた藤田伸二騎手騎乗の4番人気
ジュウクリュウシン(牡3、栗東・
昆貢厩舎)と、中団から脚を伸ばした
福永祐一騎手騎乗の3番人気
アインラクス(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)が馬体を併せてゴール。長い写真判定の結果、1着同着となった。勝ちタイムは2分04秒4(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には1番人気の
キングスエンブレムが入っている。
ジュウクリュウシンは、
父マンハッタンカフェ、
母インデポジット(
その父Nureyev)という血統。昨年12月2日の新馬戦(阪神・芝2000m)では単勝1.6倍の圧倒的1番人気に応えて快勝しており、今回はそれ以来のレースだった。通算成績2戦2勝。
アインラクスは、
父ダンスインザダーク、
母スターズインハーアイズ(
その父Woodman)という血統。叔父に05年
若駒Sの勝ち馬で、のちに05年クラシック三冠、06年
天皇賞・春(GI)、06年
宝塚記念(GI)、06年
ジャパンC(GI)、06年
有馬記念(GI)を制した
ディープインパクトがいる。05年セレクトセール当歳にて6400万円(税抜)で落札されていた。12月16日の新馬戦(阪神・芝2000m)はアタマ差の2着。1月5日の未勝利(京都・芝1800m)で初勝利を挙げてここに臨んでいた。通算成績3戦2勝。