4日、東京11R・
根岸S(GIII)に
吉田隼人騎手騎乗の4番人気で出走した
トウショウギア(牡8、美浦・池上昌弘厩舎)は、レース中に右第2指関節脱臼を発症し、4コーナーで競走を中止。その場で予後不良と診断された。
同馬は、
父オジジアン、
母ターナートウショウ(
その父ナイスダンサー)という血統。伯母に
ヌエボトウショウ(朝日
チャレンジC-GIIIなど重賞5勝)、叔父に
トウショウアンドレ(
中日新聞杯-GIII)がいる。
重賞勝ちこそないものの、これまでに05年
越後S(OP)、05年
霜月S(OP)、06・07年欅S(OP)、07年
千葉S(OP)を制すなどダートの短距離戦線で活躍。全11勝中10勝が左回りという
サウスポーで、
根岸Sの舞台となった東京・ダート1400mのレコードホルダー(1分22秒3-稍重)でもあった。通算成績38戦11勝(うち地方3戦1勝)。