11日、京都競馬場で行われた
エルフィンS(3歳牝OP、芝1600m)は、
武豊騎手騎乗の1番人気(単勝1.9倍)
ポルトフィーノ(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)が、好スタートから2番手につけ、3角手前で早くも先頭へ。直線に向いて追い出されると後続をあっさり突き放し、4番人気ラベに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分36秒3(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には2番人気
レジネッタが入った。
勝った
ポルトフィーノは、
父クロフネ、母が97年
天皇賞・秋(GI)、96年
オークス(GI)を制した
エアグルーヴ(
その父トニービン)という血統。半姉に03年、04年の
エリザベス女王杯(GI)を連覇した
アドマイヤグルーヴ(
父サンデーサイレンス)がいる。昨年6月16日のデビュー戦(阪神・芝1600m)を単勝1.3倍の圧倒的1番人気に応えて圧勝。2戦目として予定されていた
札幌2歳S(GIII)の追い切り後に右でん部に筋肉痛を発症し、放牧に出されていた。今回が約8か月ぶりの出走だった。通算成績2戦2勝。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。