JRAは14日、松元省一調教師(68、栗東)、福島勝調教師(69、栗東)、笹倉武久調教師(62、美浦)が2月29日付で勇退することを発表した。
松元省一(まつもと しょういち)調教師は厩務員、調教助手を経て75年に調教師免許を取得。これまでの主な管理馬には
トウカイテイオー(
皐月賞、
日本ダービー、
ジャパンC、
有馬記念-GI)、
フラワーパーク(高松宮杯、
スプリンターズS-GI)、
スティルインラブ(
桜花賞、
オークス、
秋華賞-GI)などがおり、
JRA重賞はGI・9勝を含む23勝を挙げている。14日現在の通算成績は
JRA4979戦588勝(うち障害106戦17勝)、地方3戦0勝。現役の主な管理馬に昨年の
ダイヤモンドS(GIII)を勝った
トウカイトリック(牡6)、今年の
平安S(GIII)など重賞2勝の
クワイエットデイ(牡8)がいる。
福島勝(ふくしま まさる)調教師は、57年に騎手としてデビュー。
JRA通算298戦25勝の成績を残し、調教助手を経て74年に調教師免許を取得。これまでに00年
中山大障害(JGI、
ランドパワー)、03年
シルクロードS(GIII、
テイエムサンデー)など
JRA重賞6勝を挙げている。14日現在の通算成績は
JRA5426戦388勝(うち障害241戦22勝)、地方23戦6勝。
笹倉武久(ささくら たけひさ)調教師は、64年に騎手としてデビュー。
JRA通算1182戦121勝の成績を残し、調教助手を経て84年に調教師免許を取得。93年
オールカマー(GIII)など重賞3勝の
ツインターボなどを管理し、
JRA重賞5勝を挙げている。14日現在の通算成績は3257戦132勝(うち障害72戦5勝)、地方139戦12勝。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。