27日、
川崎競馬場で行われた
エンプレス杯(4歳上牝、交流GII・ダート2100m、1着賞金4000万円)は、
岩田康誠騎手騎乗の3番人気
サヨウナラ(牝7、栗東・
谷潔厩舎)が、好位追走から直線で内を突き抜け出すと、5番人気
ニシノナースコールに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分14秒7(重)。さらに3馬身差の3着に8番人気
クインオブクインが入り、1番人気
ラピッドオレンジは6着に敗れた。
勝った
サヨウナラは、
父ブライアンズタイム、
母ソウスマッグ(
その父Nureyev)という血統で、
ダンツシアトル(
宝塚記念-GI)、
ハートレイク(
安田記念-GI)などと同牝系。
04年1月にデビューし、4戦目で初勝利。昨年3月の4歳上1600万下(中京・ダート1700m)を勝ってオープン入りすると、昨年の
トパーズS(OP)で
ロングプライドの3着に入るなど牡馬相手に好走を見せ、前走の
TCK女王盃(交流GIII)では4着に入っていた。通算成績41戦7勝(うち地方3戦1勝、重賞1勝)。
JRA勢の勝利は04年の
レマーズガール以来4年ぶりとなった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。