JRAは27日、今年の
京都牝馬S(GIII)など重賞4勝を制した
アドマイヤキッス(牝5、栗東・松田博資厩舎)が、右第3中手骨を骨折したと発表した。休養期間は未定。
同馬は
父サンデーサイレンス、母は95年札幌3歳S(GIII)2着の
キッスパシオン(
その父ジェイドロバリー)という血統。全兄に
JRA現5勝のプラズマ(牡7、美浦・
萩原清厩舎)がいる。03年セレクトセールにて6200万円(税抜)で落札されていた。
05年7月にデビューし、3戦目で初勝利を挙げると、半年の休養を経て臨んだ
チューリップ賞(GIII)で重賞初制覇。
桜花賞2着、
オークス4着、
秋華賞4着のほか、牡馬相手の
安田記念で4着、
エリザベス女王杯では2年連続5着に入るなど、GI戦線でも上位に食い込む活躍を見せていた。重賞は06年
チューリップ賞、06年
ローズS(GII)、06年
愛知杯(GIII)、今年初戦となった
京都牝馬Sを制していた。通算成績18戦5勝(重賞4勝)。