3月2日の
中山記念(GII)に出走を予定していた
ディアデラノビア(牝6、栗東・角居勝彦厩舎)が、右トモの傷腫れのため同レースを回避。このまま引退し、繁殖入りすることがわかった。
ディアデラノビアは、
父サンデーサイレンス、母は亜ダービー、亜
オークス(いずれも亜G1)を制した
ポトリザリス(
その父Potrillazo)。同厩の半弟に
JRA2勝の
マゼラン(牡3、
父クロフネ)がいる血統。
05年
フローラS(GII)で重賞初制覇を飾ると、
オークス(GI)でも3着と好走。その後、左前膝を剥離骨折して休養を余儀なくされる。復帰後も06年
ヴィクトリアマイル(GI)3着、
エリザベス女王杯(GI)3着とGI戦線でも好走を繰り返し、07年
京都牝馬S(GIII)で約1年9か月ぶりの重賞勝利。同年12月の
愛知杯(GIII)で重賞3勝目をマークし、最後のレースとなった9日の
小倉大賞典(GIII)では10着に敗れていた。通算成績25戦5勝(うち海外2戦0勝、重賞3勝)。