5日、
船橋競馬場で行われた
ダイオライト記念(4歳上、交流GII・ダート2400m、1着賞金4000万円)は、
戸崎圭太騎手騎乗の1番人気
フリオーソ(牡4、船橋・川島正行厩舎)が、3、4番手追走から4角で先頭に並びかけると、直線では後続との差を広げ、2番人気
ボンネビルレコードに5馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは2分34秒7(良)。さらに1馬身差の3着に3番人気
サカラートが入った。約10か月ぶりの出走だった5番人気
アジュディミツオーは、2、3番手追走も直線で失速し6着に敗れた。
勝った
フリオーソは
父ブライアンズタイム、
母ファーザ(その父Mr.Prospector)という血統。06年7月のデビューから2連勝し、
全日本2歳優駿(交流GI)で重賞初制覇。昨春は
羽田盃(南関東G1)3着、
東京ダービー(南関東G1)2着と惜敗が続いたが、
ジャパンダートダービー(交流GI)で2度目のGI制覇を果たした。昨秋から今年にかけて、
JBCクラシック、
東京大賞典、
川崎記念と、交流GIでの2着が続いていた。通算成績14戦5勝(うち
JRA3戦0勝、重賞3勝)。
鞍上の
戸崎圭太騎手は交流重賞初制覇。管理する川島正行調教師は、
インテリパワーで勝った02年に続くこのレース2勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。