9日、中京競馬場で行われた
中京記念(4歳上、GIII・芝2000m)は、中団を追走した
中舘英二騎手騎乗の6番人気
タスカータソルテ(牡4、栗東・
藤原英昭厩舎)が、直線で最内から抜け出して優勝した。勝ちタイムは1分58秒4(良)。ハナ差の2着に9番人気
センカク、さらにハナ差の3着には12番人気
ワイルドファイアーが入った。1番人気
ローゼンクロイツは7着。
勝った
タスカータソルテは、
父ジャングルポケット、母が
JRA4勝の
ブリリアントカット(
その父ノーザンテースト)という血統。半姉に02年
府中牝馬S(GIII)2着の
ジェミードレス(
父トニービン)がいる。06年8月のデビューから2戦目で初勝利を挙げ、続く
福寿草特別(500万下)も連勝。
京都新聞杯(GII)で重賞初制覇を飾り、その後は勝ち星から遠ざかっていたが、前走の
中日新聞杯(GIII)では3着に好走していた。通算成績11戦4勝(重賞2勝)。
鞍上の
中舘英二騎手は
小倉大賞典(GIII、
アサカディフィート)に続く今年の
JRA重賞2勝目で、通算26勝目。管理する
藤原英昭調教師は昨年の
府中牝馬S(GIII、
デアリングハート)以来の
JRA重賞制覇で、通算では13勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。