昨日の
オーシャンSに出走した
サンアディユ(牝6、栗東・
音無秀孝厩舎)が、9日に栗東トレーニングセンターにて心不全のため死亡したことが、
JRAより発表された。
同馬は、
父フレンチデピュティ、
母シェリーザ(
その父Caerleon)という血統。05年4月のデビュー以降、ダートの短距離を中心に活躍していたが、初の芝レースとなった昨年7月の
アイビスサマーダッシュ(GIII)で重賞初制覇。その後は芝の短距離戦線に活躍の場を移し、9月の
セントウルS(GII)を5馬身差で圧勝してサ
マースプリントシリーズチャンピオンに輝いた。1番人気で臨んだ
スプリンターズS(GI)は2着に惜敗したが、続く
京阪杯(GIII)で重賞3勝目をマーク。しかし、8日の
オーシャンS(GIII)では1番人気に推されるもスタートで大きく立ち遅れ、最下位16着に敗れていた。通算成績18戦8勝(重賞3勝)。