29日、中山競馬場で行われた
ミモザ賞(3歳500万下牝、芝2000m)は、
吉田隼人騎手騎乗の8番人気
ユキチャン(牝3、美浦・後藤由之厩舎)が、道中4番手追走から直線半ばで抜け出すと、外から伸びた5番人気
ハイカックウの追撃をクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分02秒2(良)。さらに3/4馬身差の3着には9番人気
コスモザガリアが入った。1番人気の
ダークエンジェルは後方から直線で差を詰めるも6着に敗れている。
勝った
ユキチャンは
父クロフネ、
母シラユキヒメ(
その父サンデーサイレンス)という血統の白毛馬。全兄に
JRA現2勝の
ホワイトベッセル(牡4、栗東・安田隆行厩舎)、半兄に
シロクン(
父ブラックホーク)がおり、母と兄は全て白毛。
昨年7月8日のデビュー戦(福島・芝1200m)は2番人気に推されるも14着と敗れたが、5か月の休養明けで臨んだ未勝利戦(中山・ダート1200m)で初勝利。今回はそれ以来の出走だった。通算成績3戦2勝。
なお、芝のレースで白毛馬が勝利を挙げたのは
ユキチャンが初めてとなる。