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ファイナルGP、ユノフォーティーンが重賞11勝目

  • 2008年03月30日(日) 15時30分
 30日、福山競馬場で行われた新設重賞・ファイナルグランプリ(混合、ダート1800m、1着賞金115万円)は、渡辺博文騎手騎乗の2番人気ユノフォーティーン(牡6、福山・桧山龍二郎厩舎)が、4番人気フジノコウザンにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分56秒8(不良)。さらに4馬身差の3着に5番人気ホワイトモンスターが入り、1番人気コスモハードリカーは8頭立ての最下位に敗れた。

 勝ったユノフォーティーンは、父カヅミネオン母レアクイーン(その父ファストセンプウ)。全兄に04年瀬戸内賞(福山)勝ち馬アポロセンスイ(牡7、福山・外山清彦厩舎)、叔父に98年園田ジュニアC(園田)を勝ったミスターオリビエがいる血統。

 04年7月にデビューし、2歳時にヤングチャンピオン、全日本2歳アラブ優駿を制覇。その後も05年にキングC、鞆の浦賞、アラブ王冠を、06年に福山マイラーズC、福山桜花賞を制した。昨年も福山マイラーズCローゼンホーマ記念、福山桜花賞を勝っており、近走も一般戦を3連勝中だった。通算成績47戦27勝(重賞11勝)。

 この「ファイナルグランプリ」は、ファン投票により出走馬を決定するアラブとサラブレッドの混合戦で、年度を締めくくり、福山最強馬を決める競走として新設。ユノフォーティーンはファン投票2位(1位のナムラベンケイは不出走)に推されていた。

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