2日、
船橋競馬場で行われた
マリーンC(3歳上牝、交流GIII・ダート1600m、1着賞金3000万円)は、
武豊騎手騎乗の1番人気(単勝1.5倍)
メイショウバトラー(牝8、栗東・高橋成忠厩舎)が中団追走から徐々にポジションを上げると、直線では力強く伸びて、3番人気
ラピッドオレンジに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分39秒2(稍重)。さらに2.1/2馬身差の3着には2番人気
サヨウナラが入った。
勝った
メイショウバトラーは、
父メイショウホムラ、母は
JRA3勝の
メイショウハゴロモ(
その父ダイナガリバー)という血統。04年
小倉大賞典(GIII)で重賞初制覇。06年には
プロキオンS(GIII)、
サマーチャンピオン(交流GIII)、
シリウスS(GIII)とダート重賞を3連勝を達成。昨年は、5月の
かきつばた記念(交流GIII)で7か月ぶりの勝利を挙げると、
さきたま杯(交流GIII)、スパー
キングレディーC(交流GIII)、
クラスターC(交流GIII)と交流重賞4連勝を飾った。その後は、
東京盃(交流GII)2着、
クイーン賞(交流GIII)2着と好走するも勝ち星に恵まれず、前走の
フェブラリーS(GI)は11着に敗れていた。通算成績39戦13勝(うち地方13戦6勝、重賞9勝)。
なお、8歳牝馬の重賞勝ちは交流重賞史上初。
JRAでは02年の
根岸S(GIII)を
ブロードアピールが勝利している。