9日、
大井競馬場で行われた
マイルグランプリ(4歳上、南関東G2・ダート1600m、1着賞金3500万円)は、
真島大輔騎手騎乗の4番人気
デスモゾーム(牡4、大井・
朝倉実厩舎)が好スタートから先手を奪い、道中2番手に控える競馬。直線では好位から抜け出した1番人気
フジノウェーブが一旦抜け出したが、ゴール前で差し返し、同馬に3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分39秒6(重)。さらに1馬身差の3着には2番人気
アンパサンドが入った。
勝った
デスモゾームは、
父マジックマイルズ、母は00年
園田ダービー(園田)を制した
アヤノミドリ(
その父アジュディケーティング)という血統。07年2月にデビュー戦を飾ると、その後も順調に勝ち星を挙げ、10月のTOKYO MX賞(大井・ダート1500m)から前走の麗春賞(浦和・ダート1400m)まで6連勝中だった。今回の勝利が重賞初制覇。通算成績14戦10勝(重賞1勝)。
管理する
朝倉実調教師は02年の開業以来、重賞出走15回目で初のタイトルとなった。