20日の
皐月賞(GI)を制した
キャプテントゥーレ(牡3、栗東・
森秀行厩舎)が、左第3手根骨々折を発症したことが、22日に
JRAから発表された。全治9か月と診断され、年内の出走は絶望的となった。
同馬は、
父アグネスタキオン、母が01年
阪神牝馬S(GII)を勝ち、02年
モーリスドゲスト賞(仏G1)2着の
エアトゥーレ(
その父トニービン)。祖母が94年ムーランドロンシャン賞(仏G1)を勝った
スキーパラダイスという血統。
昨年7月のデビューから2戦目で初勝利。
デイリー杯2歳S(GII)で重賞初制覇を飾ると、その後も重賞戦線で活躍し、7番人気で臨んだ
皐月賞では果敢な逃げを打って快勝。6月1日に行われる
日本ダービー(GI)での2冠制覇が期待されていた。通算成績7戦3勝(重賞2勝)。
【森調教師のコメント】
「がんばって勝ってくれたのに、こんなことになって残念です。今後、山元トレセンで休養させて、来年明けのAJC杯あたりで復帰できればと思っています」
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。