29日、
園田競馬場で行われた
兵庫チャンピオンシップ(3歳、交流GII・ダート1870m、1着賞金3000万円)は、
武豊騎手騎乗の1番人気
ナンヨーリバー(牡3、美浦・池上昌弘厩舎)がスタートで立ち遅れるも、ポジションを押し上げて道中は2番手を追走。2周目向正面で先頭に替わると直線に向いてもリードを保ち、3番人気
ウイントリガーに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分02秒1(良)。さらに2馬身差の3着には2番人気
ピエナエイムが入り、
JRA勢が上位を独占した。
勝った
ナンヨーリバーは、
父スキャン、
母シアトルギャル(
その父サンデーサイレンス)。伯父に98年
天皇賞・秋(GI)を勝った
オフサイドトラップがいる血統。昨年8月のデビューから3戦目(札幌・芝1200m)で初勝利。ダート替わり2戦目となった500万下(中山・ダート1800m)、前走の
伏竜S(OP)と2連勝でここに臨んでいた。通算成績10戦4勝(うち地方1戦1勝、重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。