3日、荒尾競馬場で行われた第33回
荒尾ダービー(3歳・ダート2000m、1着賞金60万円)は、
倉富隆一郎騎手騎乗の2番人気
ミトノコウモンダ(牡3、佐賀・吉田昭厩舎)が、中団追走から徐々に進出。2周目の3コーナーで先頭に立つと、直線では後続を突き放し、3番人気
カシノブルースカイに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分12秒0(良)。さらに3馬身差の3着には1番人気
キングサンディが入っている。なお、勝った
ミトノコウモンダには6月1日に
佐賀競馬場で行われる
九州ダービー栄城賞への優先出走権が与えられる。
勝った
ミトノコウモンダは、
父ストローズクリーク、
母キスキスキス(
その父シンボリルドルフ)。従姉に07年
ファンタジーS(GIII)2着の
エイムアットビップがいる血統。昨年6月にホッカイドウ競馬でデビューし、11戦するも勝ち星を挙げることが出来ず、佐賀に移籍。その後は飛燕賞(佐賀)4着など7戦2勝、2着2回と安定した走りを見せていた。通算成績19戦3勝(うち重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。