5日、
園田競馬場で行われた第44回兵庫大賞典(4歳上、ダート2400m、1着賞金550万円)は、
木村健騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.0倍)
アルドラゴン(牡7、兵庫・
田中範雄厩舎)が、スタートから先頭に立ち、直線で後続を楽に突き放すと、ゴール前では手綱を抑える余裕を見せ、3番人気
マルノユビキタスに3.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分40秒5(良)。さらに4馬身差の3着に6番人気
サンライトハーバーが入った。
勝った
アルドラゴンは、
父ブライアンズタイム、
母ドラゴンティーナ(
その父Danzig)という血統。03年12月に栗東・
昆貢厩舎からデビュー。ダートの短〜中距離で徐々に力をつけ、昨年1月の
門松S(1600万下)を勝ってオープン入り。3月の
名古屋大賞典(交流GIII)で重賞初制覇を飾った。その後は勝ち星に恵まれず、11月に
JRA競走馬登録を抹消して現厩舎に移籍。移籍後2連勝で重賞の
六甲盃(園田・ダート2400m)を制すと、続く
名古屋大賞典も2着と好走し、前走のフラワーセンター特別(園田・ダート1870m)は5馬身差で圧勝していた。通算成績39戦11勝(うち
JRA33戦6勝、重賞3勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。