6日、
名古屋競馬場で行われた第10回
かきつばた記念(4歳上、交流GIII・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、藤田伸二騎手騎乗の3番人気
コンゴウリキシオー(牡6、栗東・山内研二厩舎)が積極的にハナを奪うと、直線に向いても脚色は衰えず、2番人気
リミットレスビッドの追撃を3/4馬身差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分27秒1(良)。連覇を狙った1番人気の
メイショウバトラーはさらに1馬身差の3着に終わった。
勝った
コンゴウリキシオーは、
父Stravinsky、
母プリンシピウム(
その父ハンセル)という血統の愛国産馬。04年12月のデビュー戦は
ディープインパクトの2着に敗れたが、3連勝で05年
きさらぎ賞(GIII)を制し重賞初制覇。06年
金鯱賞(GII)で重賞2勝目を挙げると、07年
マイラーズC(GII)では初のマイル戦ながら1分32秒2(良)のコースレコードで快勝し、続く
安田記念(GI)でも2着に好走した。今回が05年ダービー
グランプリ(交流GI)4着以来のダート戦で、ダートでは初勝利となった。通算成績25戦7勝(うち地方3戦1勝、海外1戦0勝、重賞4勝)。
鞍上の藤田伸二騎手、管理する山内研二調教師ともにこのレース初勝利。
JRA所属馬の勝利は昨年の
メイショウバトラーに続く7回目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。