6日、
水沢競馬場で行われた第8回阿久利黒賞(3歳、ダート1600m、1着賞金250万円)は、
村上忍騎手騎乗の3番人気
リュウノツバサ(牡3、岩手・
新田守厩舎)が、好位追走から直線での競り合いを制し、2番人気
ゴールデンクリークに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分43秒5(良)。さらに1.3/4馬身差の3着に逃げた4番人気
エイプリルボーイが入り、1番人気の
コンバットキックは5着に敗れている。
勝った
リュウノツバサは、
父スリリングサンデー、
母ソウルフラッシュ(
その父ソウルオブザマター)という血統。07年10月のデビュー以降、
JRAの朱竹賞(500万下、中山・芝1200m)で15着に敗れた以外は安定した走りを見せており、前走のス
プリングC(水沢・ダート1600m)を勝ってここに臨んでいた。通算成績7戦3勝(重賞1勝)。
なお、現3歳が初年度産駒となる
スリリングサンデー(牡12、
父サンデーサイレンス)は、この勝利が中央・地方を通じた産駒の重賞初制覇となった。