千葉県警は7日、船橋の舘保昌調教師(34)を競馬法違反(禁止薬物使用)容疑で逮捕した。
調べによると、舘容疑者は1月8日の船橋2Rで1着となった(後に失格)
トップフィーリング(牡4)に禁止薬物であるプロカインを投与した疑い。レース終了後の採尿検査で検出されたため、県競馬組合が同署に届け出た。同容疑者は容疑を否認しているという。
プロカインは馬の治療時に麻酔薬として使用するが、神経の興奮を促す作用があり、レース前10日間の使用が禁止されている。当時、同馬の右前脚の爪が割れていたため、治療で使われた可能性もあるという。
舘保昌(たて やすまさ)調教師は船橋・森勇厩舎の厩務員を経て05年9月に調教師免許を取得。06年9月19日に初出走を果たし、同年9月22日に初勝利を挙げている。7日終了時点の通算成績は地方153戦22勝。