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ノムラリューオー、5年9か月ぶりの重賞V

  • 2008年05月11日(日) 16時10分
 11日、水沢競馬場で行われた第34回シアンモア記念(地方全国交流、ダート1600m、1着賞金500万円)は、小林俊彦騎手騎乗の2番人気ノムラリューオー(牡9、船橋・石井勝男厩舎)が、2番手追走から3角で先頭に立つと、内から差を詰めた3番人気マンジュデンコウベをクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分43秒1(良)。さらに1.3/4馬身差の3着に1番人気タイキリオンが入った。

 勝ったノムラリューオーは、父スキャン、母がJRA3勝のノムラテスコレデー(その父アスワン)という血統。01年7月のデビュー戦(船橋・ダート1000m)から3連勝。02年京浜盃(南関東G2)で重賞勝ちを果たすと、羽田盃(南関東G1)3着、東京ダービー(南関東G1)5着、ジャパンダートダービー(交流GI)6着と南関東クラシック戦線で善戦を続け、黒潮盃(南関東G2)で重賞2勝目。その後は04年から06年にかけて約2年間の休養などもあり、勝ち星から遠ざかっていたが、前走・房の国オープン(船橋・ダート1800m)で約5年8か月ぶりの勝利を収めていた。重賞勝ちは02年8月の黒潮盃以来約5年9か月ぶり。船橋所属馬の勝利は05年タイキシェンロン以来となった。通算成績39戦7勝(うちJRA5戦0勝、重賞3勝)。

 なお、管理する石井勝男調教師は、07年4月3日の初出走以来初の重賞勝ち。11日終了時点の通算成績は地方124戦13勝となっている。

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