14日、
大井競馬場で行われた第53回
大井記念(4歳上、南関東G2・ダート2600m、1着賞金3000万円)は、
坂井英光騎手騎乗の1番人気
コウエイノホシ(牡5、大井・長谷川三郎厩舎)が、後方追走から徐々に進出し、4角あたりで先団を捕らえると、内から伸びた2番人気
ルースリンドに2馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは2分47秒1(不良)。さらに3.1/2馬身差の3着に逃げた3番人気
トップサバトンが入った。
勝った
コウエイノホシは、
父チーフベアハート、
母ダンツブライアン(
その父ブライアンズタイム)という血統の鹿児島産馬。伯母に
コウエイロマン(98年小倉3歳S-GIII)、叔母に昨年の
阪神ジャンプS(JGIII)など重賞5勝の
コウエイトライ(牝7、栗東・田所清広厩舎)がいる。
05年7月に栗東・山内研二厩舎からデビューし、12戦目で初勝利。ダートの中長距離で勝ち星を重ね、今年2月の
金蹄S(1600万下、東京・ダート2100m)4着を最後に現厩舎へ移籍。移籍初戦の前走・'08グリーンC(大井・ダート2000m)では7馬身差の圧勝を見せていた。通算成績29戦6勝(うち
JRA27戦4勝、重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。