28日、
浦和競馬場で行われた第12回
さきたま杯(4歳上、交流GIII・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、道中中団のやや前目を追走した
岩田康誠騎手騎乗の2番人気
リミットレスビッド(牡9、栗東・加用正厩舎)が、直線に向くと鋭い伸び脚を見せ、先に抜け出した3番人気
メイショウバトラーに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分25秒9(良)。さらに2馬身差の3着には5番人気
キングスゾーン(愛知)が入った。1番人気に推された
コンゴウリキシオーはスタートでの出負けが響き9着に敗れている。
勝った
リミットレスビッドは、
父サンデーサイレンス、母が93年
セントウルS(GIII)を勝った
エリザベスローズ(
その父ノーザンテースト)という血統。全兄に00年
弥生賞(GII)を制した
フサイチゼノン、01年
スプリングS(GII)勝ちの
アグネスゴールドがいる。
01年12月にデビューし、これまでに06年ガーネットS(GIII)、06年
根岸S(GIII)、06、07年
東京盃(交流GII)、06、07年兵庫ゴールドT、07年
黒船賞(交流GIII)などを制覇。今年は4戦するも勝ち星から遠ざかっており、前走は、
かきつばた記念(交流GIII)に出走して2着。今回の勝利で重賞8勝目を飾っている。通算成績47戦14勝(うち地方11戦6勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。