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金鯱賞、エイシンデピュティが重賞3勝目

  • 2008年05月31日(土) 15時45分
 31日、中京競馬場で行われた第44回金鯱賞(3歳上、GII・芝2000m)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気エイシンデピュティ(牡6、栗東・野元昭厩舎)が、スタートから先手を取ると、4角で一旦は交わされたものの直線で再び盛り返し、2番手を追走した11番人気マンハッタンスカイに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分59秒1(稍重)。さらにクビ差の3着には5番人気カワカミプリンセスが入り、1番人気のアドマイヤオーラは6着に敗れた。また、昨年の勝ち馬ローゼンクロイツは馬体に故障を発生し、最後の直線で競走を中止している。

 勝ったエイシンデピュティは、父フレンチデピュティ、母がJRA2勝のエイシンマッカレン(その父Woodman)という血統。05年4月のデビューから3戦目で初勝利を挙げると、その後も順調に勝ち星を重ね、07年心斎橋S(1600万下)を勝ってオープン入り。続くオーストラリアT(OP)、重賞初制覇となったエプソムC(GIII)まで3連勝を飾った。今年初戦の京都金杯(GIII)で重賞2勝目。前走の大阪杯(GII)ではダイワスカーレットから3/4馬身差の2着に健闘していた。通算成績26戦9勝(重賞3勝)。

 鞍上の岩田康誠騎手メイショウクオリアで制した京都新聞杯(GII)に続く今年のJRA重賞7勝目で、通算18勝目。管理する野元昭調教師はエイシンデピュティで制した京都金杯に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では10勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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