1日、東京競馬場で行われた第122回
目黒記念(3歳上、GII・芝2500m)は、
横山典弘騎手騎乗の3番人気
ホクトスルタン(牡4、栗東・
庄野靖志厩舎)が、道中はマイペースの逃げを展開。直線に向いてもしぶとく粘り、好位から追い込んだ1番人気
アルナスラインをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分31秒9(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には2番人気
ロックドゥカンブが入っている。
勝った
ホクトスルタンは、
父メジロマックイーン、母が
JRA1勝の
ダイイチアピール(
その父サンデーサイレンス)。半弟に今年の
シンザン記念(GIII)を勝った
ドリームシグナル(牡3、栗東・
西園正都厩舎)がいる血統。06年9月にデビューし、3戦目で初勝利。その後も芝の中長距離戦で勝ち星を重ね、2走前の
サンシャインS(1600万下)を勝ってオープン入りを果たすと、前走の
天皇賞・春(GI)でも逃げて4着に好走していた。通算成績15戦5勝(重賞1勝)。
鞍上の
横山典弘騎手は
カンパニーで制した
マイラーズC(GII)に続く今年の
JRA重賞5勝目で、通算99勝目。管理する
庄野靖志調教師は昨年3月の開業以来初の
JRA重賞制覇となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。