4日、旭川競馬場で行われた第52回ステイヤーズC(3歳上、ダート2300m、1着賞金500万円)は、
小国博行騎手騎乗の3番人気
カオリノーブル(セン9、北海道・
堂山芳則厩舎)が、スンナリとハナを切り、マイペースで道中を進むと、直線に向いてからも脚色衰えず、追いすがる6番人気
トウショウヘリオスに4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分33秒2(良)。連覇を狙った1番人気
ギルガメッシュはさらにクビ差の3着、
JRAからの移籍初戦となった
マチカネキララは2番人気に推されるも勝ち馬から6.1秒差離れた10着に終わっている。
勝った
カオリノーブルは
父ペンタイア、母は
JRA3勝の
カオリローマン(
その父ブレイヴェストローマン)。半兄に03年
東京新聞杯(GIII)3着の
カオリジョバンニ(
父ラストタイクーン)がいる血統の青森産馬。
02年4月に美浦・
萱野浩二厩舎からデビュー。ダート中距離路線で勝ち星を積み重ね、07年6月の
安達太良S(1600万下、福島・ダート1700m)を勝ちオープン入り。その後は4戦して未勝利に終わり、今年春に現厩舎に転厩。移籍初戦となった前走のカルビーポテト特別(札幌・ダート1700m)は2着だった。通算成績38戦9勝(うち
JRA34戦6勝、重賞1勝)。