6日、
名古屋競馬場で行われたダービーWeek最終戦・第38回
東海ダービー(3歳、ダート1900m、1着賞金500万円)は、
岡部誠騎手騎乗の4番人気
ヒシウォーシイ(牡3、愛知・
川西毅厩舎)が、道中好位追走から、4コーナー手前で2番手に進出。直線では逃げ込みを図る2番人気
サチコゴージャスをゴール直前で捕らえると、中団から脚を伸ばした6番人気
ノゾミカイザーの猛追をハナ差凌いで優勝した。勝ちタイムは2分06秒6(稍重)。さらにアタマ差の3着には1番人気
クロスウォーターが入っている。
勝った
ヒシウォーシイは、
父ワイルドラッシュ、母が
サンハリエット(
その父デザートキング)。伯父に01年
札幌記念(GII)など重賞4勝を挙げた
エアエミネムがいる血統。
今年1月に栗東・小島貞博厩舎からデビュー。2戦するも未勝利に終わり、今年春に現厩舎に転厩。愛知では移籍初戦(ダート800m)を大差で圧勝すると、続く2戦目(ダート1400m)も8馬身差で快勝。4月30日の名古屋
チャレンジカップシナモン賞(名古屋・ダート1400m)は2着に敗れたが、その後2連勝して今回のレースに臨んでいた。通算成績10戦7勝(
JRA2戦0勝、重賞1勝)。
鞍上の
岡部誠騎手、管理する
川西毅調教師ともに
東海ダービー初制覇となった。