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ユニコーンS、ユビキタスが7馬身差の圧勝

  • 2008年06月07日(土) 15時40分
 7日、東京競馬場で行われた第13回ユニコーンS(3歳、GIII・ダート1600m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気ユビキタス(牡3、美浦・鈴木伸尋厩舎)が、好位追走から早めに先頭に立つと、力強い伸び脚を見せ、中団から伸びた3番人気シルクビッグタイムに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは03年にユートピアが記録した1分35秒8(良)を0.7秒更新する1分35秒1(良)のレースレコード。さらにクビ差の3着には6番人気アポロドルチェが入っている。

 勝ったユビキタスは、父アグネスデジタル母パローニアクレスト(その父キンググローリアス)という血統。今年1月にデビューし、2戦目の未勝利(東京・ダート1600m)で初勝利を挙げると、続く3歳500万下を勝ち2連勝。その後は伏竜S(OP)3着、端午S(OP)2着(勝ち馬サクセスブロッケン)を経て、前走の昇竜S(OP)を快勝してこのレースに臨んでいた。通算成績7戦4勝(重賞1勝)。

 鞍上の安藤勝己騎手はダイワスカーレットで制した大阪杯(GII)に続く今年のJRA重賞6勝目で、通算60勝目。管理する鈴木伸尋調教師はチューニーで制した03年クイーンC(GIII)以来となるJRA重賞2勝目となった。

 なお、同馬の父アグネスデジタルは00年のユニコーンS(中山・ダート1800m)を勝っており、今回の勝利で父仔制覇を達成した。重賞勝ち馬はドリームシグナル(08年シンザン記念-GIII)に続く2頭目。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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