現地時間8日、仏・
シャンティイ競馬場で行われた仏
オークス(3歳牝、仏G1・芝2100m)は、C.スミヨン騎手騎乗の1番人気ザルカヴァ
Zarkava(牝3、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が、後方追走から直線では外から一気に突き抜けてギャグノア
Gagnoaに3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分07秒10(良)。さらに1.1/2馬身差離れた3着にはゴルディコヴァ
Goldikovaが入っている。
勝ったザルカヴァは、
父Zamindar、
母Zarkasha(
その父Kahyasi)という血統の愛国産馬。昨年9月のデビュー戦を勝利すると、2戦目のマルセルブサック賞(仏G1・芝1600m)でG1初制覇。約6か月の休養明けで臨んだグロット賞(仏G3・芝1600m)を勝ち、前走の仏1000ギニー(仏G1・芝1600m)も制し、無傷の4連勝でG1・2勝目を飾っていた。通算成績5戦5勝(重賞4勝)。
鞍上のC.スミヨン騎手は、04年ラティス
Latice以来4年ぶりとなるこのレース制覇。管理するA.ロワイユデュプレ調教師は99年ダリアバ
Daryaba以来9年ぶり通算5度目の制覇となった。