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東京ハイジャンプ、テイエムエースが重賞初制覇

  • 2008年06月14日(土) 14時30分
 14日、東京競馬場で行われた第10回東京ハイジャンプ(障害3歳上、JGII・芝3300m)は、菊地昇吾騎手騎乗の3番人気テイエムエース(牡5、栗東・鹿戸明厩舎)が、中団追走から徐々にポジションを上げ、直線早め先頭に立つと、楽な手応えで後続を突き放し、4番人気キングジョイに大差をつけて圧勝した。勝ちタイムは3分37秒1(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には12番人気のオープンガーデンが入り、1番人気のコウエイトライは6着に終わっている。

 勝ったテイエムエースは、父テイエムオペラオー、母はJRA1勝のテイエムシーズン(その父カコイーシーズ)という血統。06年3月にデビューするも未勝利のまま、06年11月に障害入り。入障6戦目で初勝利を挙げると、続く障害4歳上OPも勝ち、重賞初挑戦となった前走の中山グランドジャンプ(JGI)では5番人気ながら3着と好走。今回が初重賞制覇となった。通算成績20戦3勝(うち障害9戦3勝、重賞1勝)。

 鞍上の菊地昇吾騎手は94年のデビュー以来、28回目の騎乗にしてJRA重賞初制覇。なお、地方では97年ダービーグランプリ(交流GI)をテイエムメガトンで制している。管理する鹿戸明調教師はテイエムトッパズレで制した今年の京都ジャンプS(JGIII)に続くJRA重賞制覇で通算では6勝目となった。

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