15日、東京競馬場で行われた第25回
エプソムC(3歳上、GIII・芝1800m)は、
横山典弘騎手騎乗の4番人気
サンライズマックス(牡4、栗東・増本豊厩舎)が、中団追走から直線に向いて徐々に伸びると、早め先頭から粘り込みを図る1番人気
ヒカルオオゾラを3/4馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは1分45秒9(良)。さらにハナ差の3着には12番人気
グラスボンバーが入っている。
勝った
サンライズマックスは、
父ステイゴールド、
母グリーンヒルマック(
その父ダンシングブレーヴ)。伯父に
ミラクルオペラ(
マーキュリーC-交流GIIIなど重賞2勝)がいる血統。06年11月のデビューから4戦目で初勝利を挙げると、続く
若葉S(OP)で2着に入り
皐月賞(GI)にも出走(13着)。秋初戦から3連勝で
中日新聞杯(GIII)を制した。今年は
大阪杯(GII)10着、
新潟大賞典(GIII)8着と精彩を欠いていたが、今回の勝利で重賞2勝目を飾った。通算成績12戦5勝(重賞2勝)。
鞍上の
横山典弘騎手は
ホクトスルタンで制した
目黒記念(GII)に続く今年の
JRA重賞6勝目。この勝利で史上5人目、現役では2人目となる
JRA重賞通算100勝を達成した。管理する増本豊調教師は
マルカラスカルで制した
中山グランドジャンプ(JGI)に続く今年の
JRA重賞2勝目で、通算では14勝目となった。
【
横山典弘騎手のコメント】
「重賞100勝というのはまだ実感がわきません。まだまだ騎手生活は長いので、もっともっと頑張って
武豊騎手に追いつきたいと思います。これから夏競馬となり、北海道シリーズも始まりますが、ぜひ競馬場に遊びに来てください」
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。